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小型甕棺(こがたかめかん)
名 称 | 小型甕棺(こがたかめかん) |
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出土遺跡 | 共研公園遺跡(鹿児島市中央町) |
分 類 | 土器 |
年 代 | 弥生時代中期(約2,300~2,000年前) |
説 明 | 死者を埋葬する棺に土器を用いた墓は土器棺墓とされ、棺となる土器の器種が甕であるものを甕棺とよびます。甕棺には、同じサイズの甕を上下に組み合わせた「合わせ口甕棺」や1つの甕に石などで蓋をした「単棺」などの種類があります。共研公園遺跡の甕棺は、須玖式土器(北部九州を中心に使用されていた土器)に該当し、北部九州からの搬入品と考えられます。一方で、墓に伴わず単独で出土した状況から、当遺跡では日常的に使う器に転用されていたと指摘されています。 |
収載報告書 | 鹿児島市埋蔵文化財発掘調査報告書(39)2003『鹿児島市埋蔵文化財発掘調査報告書-共研公園遺跡・琉球館跡-』 |