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破鏡(はきょう) ※鹿児島市指定文化財
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名 称 | 破鏡(はきょう) ※鹿児島市指定文化財 |
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出土遺跡 | 不動寺遺跡(鹿児島市上福元町) |
分 類 | 青銅製品・青銅器 |
年 代 | 弥生時代後期(紀元前後~2世紀中葉) |
説 明 | 中国・後漢代の青銅鏡の一つ、流雲文縁方格規矩四神鏡の破片。破断面に対し丁寧な研磨が施されており、穿孔もみられる(写真下部の錆の部分)ことから、紐でつるすなど装身具として利用されたと推測されています。また、元の青銅鏡に施されていた銘文の内、「知老渇」の3文字を確認することができます。破鏡は小型仿製鏡と共に、中国産青銅鏡の不足を補完するための鏡として位置づけられており、不動寺遺跡では破鏡の他、2面の小型仿製鏡も確認されています。不動寺遺跡の破鏡及び小型仿製鏡は、祭祀(儀式や祀り)の痕跡が確認された埋没河川から出土しています。 |
収載報告書 | 鹿児島市埋蔵文化財発掘調査報告書(76)2016『不動寺遺跡』 |