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木製高杯(もくせいたかつき)
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名 称 | 木製高杯(もくせいたかつき) |
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出土遺跡 | 枦ヶ丸遺跡(鹿児島市郡山町) |
分 類 | 木製品・木器 |
年 代 | 古墳時代前期(3世紀後半~4世紀中葉) |
説 明 | カヤ製の高杯(食事を盛る、捧げるなどの用途をもつ器種)の脚台部。県内では初めて確認された木製の高杯で、形状の特徴は古墳時代前期の土器製高杯に近いと指摘されています。木材としてのカヤには、①耐朽・保存性が高い、②湿気に強い、③加工が容易、④表面に光沢が出るなどの特徴があることから、素材としての利点が十分に把握された上で採取・製作されたと考えられます。 |
収載報告書 | 鹿児島市埋蔵文化財発掘調査報告書(89)2021『枦ヶ丸遺跡2』 |