今年も「吹奏楽」が盛り上がりました。鹿児島は吹奏楽発祥の地。全国的にも吹奏楽が盛んであると言われています。鹿児島市民文化ホールの平成22年度自主文化事業の第三弾は、この吹奏楽にスポットをあてて企画いたしました。

　言葉の壁を越えるためパーカッションを始めた石川直がベスト・パーカッション賞受賞やマーチング・スネアドラム・ソロ・コンペティションで優勝の実績をひっさげて、当時唯一の日本人団員として「ブラスト！」に入団したのは2000年。2003年から2005年、そして2007年の「ブラスト!」日本公演でブレイクしたのは記憶に新しいところです。たった2本のスティックで観客を虜にする高度なテクニックとステージ・パフォーマンスは一見の価値、有です。

　今年は「ブラスト!」はお休み。そこでソロ企画として今回、アメリカン・ブラスの雄「ボストン・ブラス」とともにステージ・パフォーマンスを繰り広げます。クラシックだけでなくジャズやポピュラーまで金管アンサンブルでアレンジするボストン・ブラスとの「バトル」は考えただけでもゾクゾクします。