平成22年度の鹿児島市民文化ホール自主文化事業は、世界でも数少ない女性指揮者・西本智実とスミ・ジョーの競演というビッグ・ニュースで幕を明けます。全てが完璧なプログラム。第1部ではオペラの指揮者でも高い評価を得る西本智実が、コロラトゥーラを自在に歌いこなし、世界中のオペラ・ハウスを駆け回る韓国の実力派のソプラノ、スミ・ジョーをソリストに迎え、オペラの名曲を奏でます。西本曰く「春が訪れる」美声を是非御堪能ください。後半では西本のロシアでの人気を決定づけた「展覧会の絵」と「ボレロ」の気迫の演奏が再現されます。リトアニア国立交響楽団はロストロポーヴィチも愛したバルト三国の名門。世界一級の弦と名高いオーケストラは必聴です。