アキコ・グレース プロフィール

●芸大とバークリーを首席で卒業!

1974年神奈川県生まれ。ピアノ教師である母親の影響で3才からピアノを習う。10代の中頃、ラジオでオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに魅せられる。東京芸術大学音楽学部楽理科とバークリー音楽大学ピアノ演奏科を卒業。1997年、秋吉敏子の名誉博士号授与式で学生代表に選ばれトリオで演奏。翌年のジョー・ロバーノの名誉博士号授与式でも同様に選ばれて演奏。1998年、バークリー・パフォーマンス・センターでジョージ・ガゾーンと共演したのをきっかけに同氏のカルテットに参加。同グループのレギュラー・ピアニストとしてニューヨークを中心にライブ活動を行う。 2000年、米国アーティストビザを取得。

●SAVOYレーベル初の日本人アーティスト!

2002年1月11日、SAVOYレーベル初の日本人アーティストとしてメジャー・デビュー。ロン・カーター(b)、ビル・スチュアート(ds)を迎えた豪華トリオによるデビューアルバム「フロム・ニューヨーク」が、スイングジャーナル選定[ゴールドディスク]第6期第44弾を獲得。「大西順子以来の衝撃」(SJ誌2001年12月号)として話題をさらった。2002年2月7日、すみだトリフォニ−ホールで、エディ・ゴメス(b)、大坂昌彦(ds)、カート・ローゼンウィンケル(g)らを迎えたCD発売コンサートを行い話題となる。2002年4月から、BSデジタル放送WOWOWwave2のラジオ番組「Akiko Grace JAZZ STREET」のナビゲータ−を務める。4月22日、NYブルーノートで、ヘレン・メリルらとNYC救済のチャリティー・イベントに出演。

●スイングジャーナル [ゴールドディスク]賞を2作連続で獲得!

2002年9月、ラリー・グレナディア(b)、ビル・スチュアート(ds)とのトリオによるセカンド・アルバム「マンハッタン・ストーリー」をリリースし、再びスイングジャーナル選定の[ゴールドディスク]第6期第64弾に輝く。デビュー僅か1年で、連続の[ゴールドディスク]獲得は異例。

●ミュージック・ペンクラブ賞ポピュラー部門・コンサート・パフォーマンス賞を受賞!

●スイングジャーナル・ジャズディスク大賞《ニュースター賞》を受賞!

2002年11月、ゲイリー・ピーコック(b)、ホルヘ・ロッシィ(ds)を迎え、東京(第一生命ホール)で行なった全国ツアーのファイナル・コンサートの演奏が評価され、2002年度ミュージック・ペンクラブ賞ポピュラー部門・コンサート・パフォーマンス賞を受賞。同賞は、現在各方面で活躍中の音楽評論家約200名からなるミュージック・ペンクラブ会員の投票によって選出される賞で、外国人アーティストポピュラー部門のコンサート・パフォーマンス賞の受賞者は、10年ぶりの来日公演を果たしたポール・マッカートニー。

また、第36回2002年度スイングジャーナル・ジャズディスク大賞で《ニュースター賞》に輝く。

●文化庁主催芸術祭優秀賞(レコード部門)に輝く!

●スイングジャーナル・ジャズディスク大賞《日本ジャズ賞》を受賞!

2003年7月、NY3部作の完結編としてリリースした3枚目のアルバム「ニューヨーク・スタイル」が、第58回平成15年度文化庁主催芸術祭優秀賞・レコード部門賞を受賞。この賞は、その年、文化的に貢献した作品に対して贈られる賞である。また、第37回2003年度スイングジャーナル・ジャズディスク大賞の《日本ジャズ賞》を受賞。デビューから僅か2年で栄誉ある賞を2冠勝ち取り、大きな注目を集めた。

●2004年3月3日、初の東京レコーディングによる<和>をテーマにしたアルバム「Tokyo」をリリース。

●2004年12月1日、ノルウェーのレインボー・スタジオで録音したラリー・グレナディア(b)、ヨン・クリステンセン(ds)とのトリオによるアルバム「フロム・オスロ」をリリース。同作でスイングジャーナル[ゴールドディスク]第7期第23弾を獲得

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