平成12年度自主文化事業にご来館いただきありがとうございました。
一度見たら何度でも見たくなる!ベジャールの万華鏡は息をもつかせぬ面白さ。親子一緒に楽しめる内容!
東京バレエ団総出演で次から次へと展開するステージは、アイデア満載、楽しさいっぱい!
平成13年2月10日(土)
鹿児島市民文化ホール 第1ホール
東京バレエ団は、1964年に創設され、古典の全幕作品から、現代の名作まで幅広いレパートリーを持つバレエ団でございます。また、海外での活躍も目覚ましく、日本の舞台芸術史上始まって以来の17次567回を超える海外公演を行っており、“日本の生んだ世界のバレエ”として、国内外で高く評価されております。
このバレエ団に、今世紀を代表する舞踊界の巨人とよばれる、モーリス・ベジャール※が情熱を込めて振付けを行ったこの作品は、随所にあっと驚く奇想天外な演出や多彩な趣向が盛り込まれ、創意に満ちあふれた内容となっております。ベジャールのチャイコフスキーの音楽を理解し、視覚化するその卓越した手腕には、きっと誰もが驚嘆せざるを得ないでしょう。
子供はもちろん、大人も知らず知らずのうちにベジャールの魔術にはまってしまい、次から次へとくり出される手品に魅せられるように舞台に引き寄せられる一方、その奥に仕掛けられた親を思う子供の気持ちと子供を思う母親の気持ちが切々と伝わってきて、感動をよリ深いものにしてくれます。
楽しさがステージ一杯にあふれながら、しかも何か暖かいものを感じさせる感動の舞台を、是非一度ご体験ください。
※ 長年の功績が認められ、京都賞(稲盛財団制定)を受賞し、鹿児島でも記念講演会が行われた。
■ チケットのお取り扱いは 鹿児島市民文化ホール、谷山サザンホール